例年より雨量が多く、曇りがちな天氣が続いています。
葉野菜やマンゴー、パイナップルなど果物の生育に影響が出ているようで 生産農家さんは大変なことと思います。天然もずくも不作だったようです。
食べるものなど、暮らしに関わることは氣がつきやすいけど 虫や、魚の影響はどうなのだろう?と思います。
気候変動などの環境変化があった時に、私たちは衣類やエアコンなどで体温調節ができるけど
動植物は、傘をさしたり備蓄をしたりの対策はできない。
食物ピラミッドの頂点にいる私たちだけど 個体数でみると こんな三角ピラミッドではなくて
抜き取られた穴だらけの崩れそうなジェンガの上に、かろうじて乗っかっているだけなんじゃないか??と思います。
このことで、私は長年、人が”菜食”になると 良いだろうなぁと思っています。
2015.1月ベジイより☝
釈迦/キリスト/ガンジー/アインシュタイン/ニーチェ/スティーブジョブズ/レオナルドダヴィンチ/ボブマーリー/ポールマッカートニー など古今東西、ライトベジタリアンから厳格なベジタリアンまで菜食になっているということからも その重要性を感じます。
海外では、タイや台湾、インドなど、若者を中心に 数が増えているそうで
(藤井風さんもそうですね!!)
この雑誌を見たころ、わが家も”ベジタリアン食”にしよう!と私の独断で実行したことがあります。
けれど、そんな理由で納得する人は家族にはおらず。
同居している両親、夫、子とそれぞれ反応は、あまり良くなかったのです。
おまけに、私の作った菜食料理のまずさに 夕食時に作った料理をひと口食べたあと
全員が席をたって 夫や子どもたちはカップラーメンを作りだし 両親は、今日はもういいわ、、と言い、誰も食べてくれなかった。という苦い思い出があります。
それでも、自分だけはとヴィーガン(完全菜食)を約半年、実践しました。
結果、体調を崩してあきらめたという経験もあり、それから
”美味しく、栄養のある菜食料理を島の素材でつくろう”という目標に変え
ナチュラルフードコーディネーター、ローフードの資格取得し、栄養についての勉強、
発酵食品つくり、豆、雑穀、薬草などを育て、”美味しい、菜食料理” を作ろうとしています。
(といっても、成長期のお子さんなど 必要な方も当然いらっしゃると思っていますので
ライト・ベジタリアンを提案しています)
そこで重要になってくるのが 「素材の確保」です。
2011年、震災の後から 無農薬・無化学肥料で育ってくれそうな種苗を色々畑に持ち込んでいますが、ある年には日照りが続き ある時は長雨など 気温や日照などの気候の変化で うまくいく作物とそうでないものがでてきます。特定の虫が大量発生し、あれよ、という間に全滅してしまうこともあります。
それで、”少量多品種栽培”をするということと、”多くの人で種をシェアする”ということが有効ではないかと思っています。
かつて栽培されていたというトーナチン(たかきび)、ウツマミ(下大豆)、ムクナ豆(八升豆)
を育てながら セリ味噌や、ヨモギ饅頭、センダンスムージー、桑のジャム、発酵させたサトウキビ搾汁液でピクルスや黒糖蜜など 色々な素材でつくる楽しみは格別です。
購入したいという依頼もあるので 営業許可の取得準備もしていますが
まずは、素材がないとはじまらないことということと 自分ひとりでは、圧倒的に量が足りないと思い さりげなく ゆんたく市場とメルカリにて”タネ”を販売させていただいております。
育てるのは時間や手間はかかりますが 食糧難の備えになる!という大きなメリットがあります。
近年、ガソリン価格が高騰し、食料品そのものも高いだけではなく品不足になりつつあります。
農家だのみではなく、それぞれができる範囲で備えとして 環境対策として、育てていただければと思います。物々交換も、楽しいです。
大阪と、沖縄本島に住む友人に、種のドネーションを提案してみました。
シェアシードへもタネを出させていただいたりしています。
ほんのわずかな事ですが、はちどりのクリキンディを見習って・・♪
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