たねのこと。OKシードプロジェクト
いのちを育むたね(固定種・在来種)を蒔き、育て いただく。そして、また種をとる。
育てることが、食べる人にとって当たり前のことであったらいいな、と思います。
今、種の多様性と未来は危機に瀕しています。日本古来の野菜の「種」が滅びようとしているのです。
そうなってしまわないように、次世代へつないでゆこう!ということで
”OKシードプロジェクト”に加盟させていただきました。
私たちが普段口にしている野菜のほとんどが、F1種(一代交配種)という種であり、地域で何世代にもわたって自家採種されてきた「固定種(在来種)」はほとんど流通されていません。
そこへ近年、遺伝子操作された種まで流通しはじめています。
固定種とは、固定された形質が親から子へ受け継がれる種のこと。
蒔いた土地に適応し、その風土に合った子孫を残していくのです。
種(たね)は人が操作するのではなく、風土や気候に適応しながら受け継がれてゆきます 。
一粒一粒のたねには多様性があります。
種(たね)を保存し、シェアすることは私たちの自由。
そして誰もが育て収穫できる種、
今年も来年も、そして再来年も芽生えるために新たな種を育んでくれる 種は、生きる希望です。
そらいろのたねは、沖縄の気候風土にあった島野菜を中心に、在来種の植物のたねや苗を育て
種とりをしたり、栽培の普及活動をしています。