野草、薬草

島には多様な植物が自生していますが、それが価値あるものとは思われないことがあります。

畑や集落に生えている草たちが、除草剤をかけられ無残に枯れかけている姿をみると、とても悲しくなります。

月桃もそんな植物のひとつかもしれません。上の画像は 就労継続支援B型事業所 未来サポートステーション・球美さんへ、かご作りをしている母と一緒に月桃の茎の”より糸”作りをお伝えしに行ったときのものです。集落の方やお友達などからリクエストいただき、かご作り講習会などを開催しています。八重山では、アダンの帽子が分業になっているそうです。久米島もそんな風になったらいいなぁ。

(’収穫&体験”のページに詳細を記載しております)

島に来た頃、山に自生しているというヤマモモを採取して お酒に漬けている方がいました。

景観の美しさなどから、ほぼ全域が県立自然公園に指定されている島なので

自生する植物も、採取しつくしてしまうことのないように守りながら、

逆に種を蒔き、育てて増やしてゆきたいですね。