2020年3月に、宮古島のtimpab楽園さんからお分けいただいた「下大豆」=ウツマミが、無事に実をつけてくれています。嬉しい!
↑茂っている葉が、黄色くなってきました。
”下大豆=ウツマミ”とは、
沖縄県では古くから栽培されているマメ科作物で、18世紀に書かれた「寒水川金城農書」や「八重山嶋農務帳」にも記載されています。種子は大豆よりひと回り小さいですが、以前は大豆と同じように豆腐を作ったり食用として利用され、茎葉は緑肥としてばかりでなく飼料としても利用されてきました。十月豆とも呼ばれますが、それは旧暦の十月頃も種子が実るからです。草型は生育初期は直立していますが、草丈が40~50cmになるとつるを出して穂複製になります。在来種であるため沖縄の栽培環境に適していることから農家の希望も多いのですが、残念ながら現在は種子が販売されていません。そのため、自家採取によってのみわずかに栽培されている状況なので、失われつつある各地の在来種同様、遺伝資源としても保護していく必要があると思います。(農畜産業振興機構ホームページより)
↑これで一株!
宮古島では立春にこの豆を植えると言われているのだそうです。3月種まきで、収穫は12月近くなってからなので成長はゆっくりですが、一株でずいぶん収穫できます。すごいぞ♪
販売されていないという貴重な豆なので、今年は植えてみたいという方へつないでゆきたいと思っていますので、ご希望ありましたらご連絡ください。
種としてならばもう少し、収穫を待ったほうがよいのか?雨続きなので、さやの中でかびたり、発芽したりしないかとひやひやしています。もう少し。ウツマミさん、がんばれー!
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